1月14~16日まで2泊3日の検査入院となりました。検査のために前日の18時以降は絶食でした。前日は子供の遠征試合のために熊本に行って帰宅は20時ごろになりそうだったので、途中のコンビニでおにぎり2個を完食。
明日の検査終了までご飯は食べられないのか…と、ちょっと寂しい気分。病気だから仕方がない事ですが…。
1月14日 胃カメラ検査
この日は検査後そのまま入院だったので父親に病院まで送ってもらいました。
入院の手続きを済ませ、内視鏡検査室へ。しばらく待たされてその間10年ほど前に受けた胃カメラ検査を思い出していました。
苦しい検査は嫌だなーと。入院の支度が入った大きなバッグを持ち、周りの人はこんな大きなバッグを持っている人は一人もいなくて周りの人はどんな目で私の事を見ているのだろうと思ってました。
いざ、名前を呼ばれ検査室に入りました。そこでベッドに横たわりルート確保のための点滴
看護師「今日は詳しく検査をするので麻酔で眠ってもらいますね」
私「是非、そうしてください。」
眠ってるあいだに検査が終わることに内心安堵しました。でも、入院着や検査着に着替えることもなく普段着のまま麻酔で眠らされることになりました。
麻酔から目が覚めたのは、病室の中でした。同室の方が看護師さんにクレームを言ってる声で意識を取り戻しました。たぶん、15時くらいだったと思います。
私の目が覚めたことを確認しにやってきた看護師さんに開口一番「私の食事は?」こんな時も食欲だけは健在です。((笑)
出された食事はホットケーキでした!しかし、昨日18時から何も食べてない私にとっては大満足!
そこへ先ほど看護師さんへクレームを言ってた奥様が
「あなたどうしたの?パジャマも着ずに意識なく運ばれてきたからびっくりしたわよ」
私「検査入院で胃カメラで麻酔で眠らされていました」
初日は夕食は食べれましたが、その後に下剤飲んで就寝。明日の大腸カメラに備えます。
1月15日 大腸カメラ
この日は検査のために朝から下剤を飲みます。昔に比べずいぶん飲みやすくなってます。味もアクエリアスのような感じです。
約1リットルの下剤を飲み腸の中を空っぽにします。午前中にはスタンバイOK!の私でしたが、外来の患者さんが多かったらしく検査室に呼ばれたのは午後2時を過ぎてからでした。
またもや昼食抜きか↷↷と凹んでしまいました。
奇しくもこの日は私の54歳の誕生日!検査する前に名前と生年月日を伝えるのですが
看護師さん「あら、今日がお誕生日ですね!お誕生日に大腸カメラですか!」
私「はい!きっと先生からの誕生日プレゼントでしょう」
私「検査中は麻酔をかけて眠らせてください」
看護師さん「まずは麻酔かけないでやってみます。もし、どうしてもだめなら麻酔をかけます。麻酔の準備もしておきますね」
私「お願いします」
そして、大腸カメラがはじまりました。大腸カメラは先に大腸を手繰り寄せてから細かく見ていくようです。その手繰り寄せる時が一番大変なようです。
看護師さんが私の体と手を繋いでくれていたので辛かったけど最後まで麻酔なしで検査ができました。胃に腫瘍がある人は大腸にも腫瘍が出来てる人が多いそうです。
わたしも大腸にポリープがいくつかあったようですが、心配するほどでもないらしくそのままにしてあります。内心この際全部取ってほしかったですけどね。
この日の食事も夕食のみ。入院中は食事だけが楽しみだったのになかなか食事にありつけません。この日は翌日のバリウム検査のために夕食後はお茶かお水だけでした。
1月16日 バリウム検査
翌日の16日はバリウム検査でした。また、朝食と昼食抜きで検査です。
検査室に入ると、レントゲン台に直立します。すると、
レントゲン医師「右と左の鼻はどちらが通りがいいですか?」
私「左ですかね」
すぐに左の鼻からチューブ注入!私は抵抗することもできず
レントゲン医師「のどを通るときにごっくんしてください。」と一言。
ごっくんしたらするすると入っていきましたが、異物感で嫌な感じしかしませんでした。
その後は何を胃に注入されたかよくわからず、ただ、空気かバリウムを入れられたときに途中で激しい胃の痛みに襲われました。
私「痛い!痛い!」というと、レントゲンの画像を見ていた医師から
「あー↷↷↷」と落胆のため息がきこえてきました。その声は今でも忘れられません。
その直後に胃の内容物を吸い取りすぐに検査終了!
退院前に家族が検査結果を説明を聞くために父と夫が病院に来てくれました。15時くらいから医師による説明が始まります。
その時間前に次の入院患者さんが待っているから早くベッドを空けて欲しいと言われ、退院の準備をしてナースステーション前で家族を待つことになりました。
そのうちに家族と消化器内科の先生が来て下さり検査結果のの説明が始まりました。なぜか私は話の内容を覚えていません。胃がんと告げられたはずですが、誰も泣き崩れることはなく次は1月23日に外科の先生の診断を受けることになりました。
2泊3日の入院中に満足な食事も出来ず体重も落ちていることだろうと思いましたが、全く変わりなく入院生活が終わりました。
この記事へのコメントはありません。