2020年3月19日 2回目の抗がん剤治療。
2回目といっても、点滴注射による抗がん剤治療は1回目、初めてとなります。初めての抗がん剤治療は入院してからやるのが通常のようです。
アレルギーや副反応の有無を確かめるため、急に何かあった時の対応のため、1泊2日の入院です。
私は急遽、抗がん剤治療のためのCVポートを埋め込むため、前日の18日から2泊3日の入院となりました。
3月18日午前中に入院。午後からCVポートを埋め込む手術をしました。
抗がん剤治療 入院2日目
いよいよ、初めての抗がん剤治療の日。朝からかなり緊張しています。早朝に採血があり血液検査の結果をもとに抗がん剤治療ができるかどうかの判断をされます。
血液検査の結果もよく、午後から抗がん剤治療を開始することになりました。
午後2時に看護師さんが抗がん剤を運んできました。治療の準備が始まります。
看護師さんもゴーグルに防護服と重装備です。ちょうど、コロナがまん延の兆しがありゴーグルや防護服は着まわしているという話をしていました。
血圧計を装着し、のみ薬を渡され飲みます。
★アプレピタントカプセル(イメンド)・・・吐き気止め、抗がん剤の副作用止め
★レスタミンコーワ錠・・・抗ヒスタミン薬 アレルギーを抑える
アプレピタントカプセルは1錠、レスタミンコーワは5錠飲みます。
いよいよ、昨日埋め込んだCVポートへ針を刺されます。グイっと
「いたー!!!」
と、思わず叫んでしまいました(笑)
まずは、吐き気止めの点滴を約30分。CVポートを通って点滴が流れていく感じが伝わってきます。冷たい液が首筋を走ります。
吐き気止めの点滴が終わるといよいよ抗がん剤が投与されます。さらに緊張!!
しばらくは看護師さんが付きっきりで様子を観察してくれて血圧も5分おきに測ります。私は何の変化もなくいつも通りでした。
が、30分ほど診ていてくれたくれた看護師さんが引き上げていかれてから凄い眠気に襲われます。
さらに、ふくらはぎが何とも言えない感覚・・・。ずっと触って撫でたりもんだりしてないといられない・・・。でも、眠気がー
ウトウトしながら、足のマッサージを続け、2時間何とか乗り切りました!
とにかく眠い抗がん剤治療は無事に終了したのです。
夕食時も眠くてほとんど食べることができませんでした。
抗がん剤治療の翌日
初の抗がん剤投与の夕方、先生が様子を診にきてくれました。
「どうですか?」
「大丈夫です!」
「退院してから体調が悪くなる人が多いです。予定では明日退院ですが、体調が良くなるまで入院しててもいいですよ。」
「今現在、さほど体調悪くないので予定通り 明日 退院します。」
「では、入院中なので この薬を飲んでみましょう。」
と、寝る前に服用する「オランザピンOD錠5mg「明治」」を2分の1錠処方してもらいました。
しかし、この薬のせいなのか、起きておくことがとても困難で退院までずーっと寝てました。
予定通り、抗がん剤治療翌日に退院しました。
抗がん剤の副作用もほとんどなくただただ眠かった記憶だけがあります。
抗がん剤治療後、自宅に戻ってから
やはり、先生がおっしゃる通り、自宅に戻ってからが体調悪くなりました。寝たきり状態で起き上がることもできません。
退院して3日後、動けない私に変わり、主人が病院まで薬をもらいに行ってくれました。
先生からは食事もほとんど取れない状態だと思うので、腸ろうからできるだけ栄養補給をするように言われたそうです。
さらに、先生は4月から別の病院に移動することが決まっていて 今後の治療を継続して診てあげることが出来ないことが気がかりだったそうです。
私も もうしばらくはこの先生に診てもらいたかったのですが仕方ないですよね。
次は信頼がおける先生に担当してもらうようにお願いしてるということだったので一安心です。
抗がん剤治療日から約1週間後には下痢気味に。1日に2回ほどの排便だったので様子見。
エスワンタイホウも無事に2週間飲み切り、1クール終了しました。
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