2月3日 手術
2月3日節分の日。手術当日は節分の日になりました。縁起がいいと私は判断しました。
前から手術当日の流れを先生から説明を受けていた通り、まずは、腹腔鏡下での手術、他の臓器に転移がないか、腹膜播種がないかを確認してから開腹手術に移ることになります。
もし、転移や腹膜播種が発見された場合、何もしないで手術を終了し、抗がん剤治療をします。腹腔鏡手術だけで終わる場合はお昼くらいに終わること、開腹手術に移る場合は連絡なしで手術を進めるとのことでした。
手術時間は長くなることもあるが、時間がかかっても心配はしなくていいと麻酔科の先生の説明も聞いていたので、手術が早く終わらないことを願うばかりです。
手術は朝9時から。8時半までに家族の方は病院に来てください。と、言われていたのに主人だけが間に合い 父と義妹とは手術前には顔を合わせることができませんでした。
8時半までに下剤でお腹を空っぽにして手術着に着替え準備終了。看護師さんが迎えに来てくれて歩いて主人と手術室まで行きました。手術室に入る前に主人から背中をポンと「頑張れ!」という意味だったのでしょう。お互い言葉はなく私は手術室に入っていきました。
手術室
中に入るとその日に手術する人が数人待機してます。同じ病室だった奥様も入ってこられました。2月に空調は完備されていましたが、手術着1枚じゃさすがに寒く 看護師さんがホカホカのタオルケットを肩にかけてくれました。
常に看護師さんが気を使ってくれるので手術の不安も和らぎます。
いよいよ名前が呼ばれ手術室に入ります。手術室まで同じように歩いて向かいます。手術室にはそれぞれナンバーが刻まれていて 看護師さんにいくつ手術室があるのか聞いたところ10部屋あるそうです。10人一度に手術できるんですね。
私が案内された手術室のナンバーは「7」!ラッキーセブン!またまたついてる私(笑)
手術室をキョロキョロと見学したい気持ちでしたが、すぐに手術台の横になるように指示が、、、
手術台に横になったらすぐに点滴。それからエビの様に横向きで丸くなったら背中に痛み止め用の麻酔のチューブが入れられます。この時が一番痛かったです。仰向けになったらすぐに麻酔が効いたようでその後の記憶や意識はなくなりました。
手術終了
名前を呼ばれ意識が戻った時には手術は終了し ICUにいたようです。横に主人と主人のお兄さんと父がいました。
すぐに吐き気がおそってきて「吐く!おえっー」すぐに看護師さんがきてくれて吐き気止めを入れてもらいすぐに落ち着きました。が、手術したばかりで傷口がパックリ開かないか心配になりました。
すぐに主人が私の手をしっかり繋いでくれました。とても温かくて気持ちよく安心したのを覚えてます。私はもう話すことが出来なかったですが、義妹が子供たちのお迎えに先に帰ったという話で夕方になっていると察知し、「無事に開腹手術が行われ胃の切除ができたんだな」と思ってました。
インフルエンザも流行っている時期で18歳未満は病院に入ることも出来ず、昼間は学校で自宅で待っているとのことで夜ご飯のこともあり、家族は早々に帰っていきました。
その後は私もゆっくり寝てしまい 夜中に看護師さんが定期的に様子を見に来てくれて尿や出血を確認してくれてるのがかすかに記憶に残っています。
一晩痛みも感じずゆっくり寝ることが出来ました。
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