抗がん剤のCVポート 手術後
胃がんの抗がん剤治療を受けるためにCVポートを埋め込む手術をしたわけですが、その後のCVポートはどうなったのか書き留めておきます。
抗がん剤のCVポート手術当日
これは手術直後の写真です。術後の出血が生々しいですが、首と鎖骨下と2箇所に傷があります。
翌日は鎖骨下のCVポートから抗がん剤を投与
これで抗がん剤投与中も両手が自由に使えてとっても楽です。
抗がん剤のCVポート手術2週間後
CVポート手術から2週間後の様子です。出血跡も黒くなり表面のテープも取って良さそうですが、自分では触ることが出来ずそのままです。来週は抗がん剤治療のための診察日なのでそのままにしておきます。
お風呂は普通に入ってます。CVポートの上は軽くなぞるように泡で洗ってます。
抗がん剤のCVポート手術3週間後
診察時に先生に表面のテープを剥がしてもらいました。かなりすっきりし、見栄えも良くなりました。
首のところの1枚のテープだけは先生が剥がしてくれなかったのですが、
「自然に剥がれてくるのそのまま残しておきます」とのこと。
先生が仰った通り 2,3日後にお風呂上りにぺらぺらと剥がれてしまいました。
化学療法室の看護師さんが
「傷口がちょうどCVポートの真ん中を通っているからその中心めがけて針を刺せばいい。先生は上手に埋め込んでくれましたね」
と、言ってました。
抗がん剤のCVポート手術1年3か月後
CVポート手術から1年3か月が経過しました。傷口はほとんどわからなくなりましたが、CVポートがポッコリ突出してきてます。
手術後から体重が約10㌔落ちました。体重低下に伴いCVポートがやけに目立つようになってます。
あれから抗がん剤の点滴治療は7回やりました。最後は昨年の7月末。
CVポートを使わなくなりまもなく1年を迎えようとしてますが、先生からはCVポートを抜く話はありません。
再発、転移のためにこのままなのか・・・
再発、転移がない事を祈りつつ日々を過ごしています。
追記
先日、CT検査で受診した際に、CVポートをいつ抜くのか、先生に尋ねてみました。
すると、TS-1の服用が終わり、まだ3か月しかたっていないのでCVポートを抜くという判断はできないということでした。せめて、抗がん剤服用終了後半年は様子を見たいということで 次の診察までそのままです。
しかし、先生もCVポートがもう必要ないとどこで判断するのかはとても難しいと仰ってました。
もうしばらくはこのままの状態で過ごします。だんだんと違和感や不便さも感じなくなってきたので・・・(笑)
CVポートの埋め込み場所と服装
CVポートを埋め込む場所は私の場合、右鎖骨下でした。心臓に近い大きな血管にカテーテルを入れ込むために右鎖骨下がいいようです。
CVポートを埋め込んであってもお風呂は普通に入浴することができます。もちろん、温泉も問題ありませんよ。ただ、人目が気にはなると思いますが。
最も気になるのが、普段の服装です。冬の間はハイネックの服や首元が詰まったものを着ることが多いと思います。さらに、マフラーをつけたりするので、CVポートが埋め込んであっても気にすることは何もありません。
しかし、だんだんと暖かくなって首元が開いた服装になる時は注意が必要です。
これくらい首元が開いた服装ならあまり目立つことはありません。が、
ちょっと、油断するとCVポートが見えてしまっていることもあります。
私はこのように、ストールやスカーフを巻くようにしています。そうすれば首元の心配はしなくて大丈夫です。CVポートを埋め込んだ後の母の日に子供たちにストールをおねだりしてプレゼントしてもらいました。
CVポートが右側にあるため、右向きで寝る時は違和感というか、CVポートが押しつぶされそうな感じがします。でも、胃全摘手術をしてから、左向きに寝ることが出来なくなってます。
何故か、胃全摘手術後は左向きに寝ると傷みや逆流することが多いです。CVポートを入れてからは右向きもダメなので仰向けで寝ています。
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